静坐・写経会

静坐・写経会

窪之坊では、随時、静坐・写経会を行なっております。
ご興味のおありの方は、お気軽にお問い合わせください。

自分と仲良くするための静坐会(坐ることのすすめ)

ここの度、窪之坊において「静坐会」を発足することになりました。
坐ることに興味のある方は、どなたでもけっこうです。ぜひご参加ください。
お泊りになる方、日帰りの方、団体の研修などご要望に応じて開催致しております。
お一人でもけっこうです。興味のあるかたは、ご遠慮なくどうぞ。。

<概要>
会費:500円
場所:窪之坊
開催:随時行なっております。ご興味のある方は、お気軽にお問い合わせください。

発足のいきさつ

私ごとで恐縮ですが、幼い頃から、心のことに興味を持ちました。
何が、できても、どんなに誉められても自分の中の虚しい気持ちが収まらないのです。
自己嫌悪が、頂点に達したような気がしたときある方から勧められて「坐る」ことをしてみました。
藁をもすがる様な気持ちでした。ただ「坐る」だけでした。
何日か坐ったある日
色んな感情が、溢れ出してきました。
そのあとたくさんの自分が、あっていいんだという気持ちになりました。
あたりまえのことですが、私は、母のこどもだったということが、わかったのです。
感謝のきもちというのは、自分と他人の距離がとれて
そこに[間]が、できた時にはじめて生まれるということだそうです。
私の心は、落ち着きを取り戻し、安定しだしました。

「坐る」ことは、ただ「坐ること」で少しの空間と静かな時間さえあれば、だれにでもできます。
体の声を聞くことのできる唯一の手段だとおもいました。
パソコンでいえば「頭の初期化」とでも言えましょう。

ということですこしでも多くのひとに体験していただきたく発足いたしました。
皆さんどうぞ御一緒に坐りましょう。

岡田式静坐法の坐相の要旨

(一) 両足は土踏まずのところで深くX字型に重ねる。
(二) 膝がしらを少し開く。その間隔は男子は握り拳二つぐらい、婦人は一つぐらい。
(三) 臀部はなるべく後方につきだし、足の上に軽くおく。
(四) 腰をたて、下腹を膝の上にのせる心持ちで坐る。腰をたてることは極めて肝心である。
(五) 上半身をまっすぐにして、胸や肩の力を抜き、鳩尾を落とす。鳩尾を落とすことは胸や肩の力がぬけることと密接な関係がある。
(六) 首をまっすぐにして頤をひく。
(七) 両手は深く、しかも軽く組んで、腹につけ、掌を下に向けて、膝の上に置く。
(八) 口と両眼は、りきまずに、堅く閉じる。
と云うのを

第一は、坐相を整えることであり、坐り方の詳細を述べました。
第二は、呼吸を整えることであります。

(一) 呼気は息を序々に出しながら下腹に力を入れる。息は静かに細く長くする。この場合、息を出し切ってしまうと息がはずんで胸で吸うことになるから、二分くらい残して吸気にかかる。
(二) 吸気は意識的に吸う必要はなく、下腹に入れた力を少しゆるめると息は自然に肺底まで入って来る。意識的に息を吸うことはさけねばならない。
(三) こころを整えるということである。息をはきながら下腹に力をいれるということ、これが岡田式静坐法の特色であり、岡田先生は息を一息一息吐きながら腹に力を入れることで心を整えることを教えられ、その最終段階で腹の一点に力をいれることの重要性を指示されました。

ポイント
『腰を立てることと』『頭を前垂れにならぬ様』
つまり、坐った時の姿勢にお互いが注意を払われて工夫をされること。
呼吸は『吸う時にお腹を膨らまして吸う』『気を丹田に向ける』
なるべく大きな座布団に坐られるといいとおもいます。
坐る時の服装は、なるべくゆったりしたものを。。
無理せず、力まず、我慢せず、ご自分のペースでお座りください。
感じたものは、そのままにがポイントです。

静坐会の様子 7月28日

特別講師 東洋身心総合研究所の飛鳥井雅之先生を迎えましての静坐会が、開かれました

イギリスからの参加者もいらっしゃいました。
正しい静坐のご指導や静坐の前の体操
カウンセリング歴30年の臨床経験から貴重なお話も沢山していただけました。
皆さんとても真剣に参加されて、有意義なご質問も沢山あり、とてもためになりました。
1分坐れば、1分の仏
2分坐れば、2分の仏
大切なことは、言葉では伝わらない
など、わすられない言葉です。
みなさんほんとうにお疲れ様でした。参加した、ご自分を充分ほめてあげてください。